MELC(長岡ゼミ)のブログ

Dramaticを肌で感じ考えることができた【Party Of the Future 2017】

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5月5日、6日で同志社女子大学上田ゼミ主催の【Party Of the Future 2017】に参加してきた。会場は奈良県吉野のネオミュージアム。テーマは“Playful Learning ーDramatic Dramaー”。
だがテーマを聞いたところで、どんなイベントであるのか全くイメージがわかなかったいうのが本音。周りの勧めがなかったら、正直私は参加していなかっただろう。何が何だかわからず言われるがままに参加したPOFのおかげで、私は充実した2日間を過ごすことができた。今日はそのときのことを書こう。
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会場に着くと、可愛い飾り付けがたくさん。その素敵な空間に一気に引き込まれた。少し参加者同士で話した後は、グループに分かれて会場内を回ったりしてさらに交流を深めた。
夜のワークからがいよいよ本題。今回のテーマに関わるワークが始まった。
最初に行ったのが、自分にとってDramaticな本を紹介するというもの。
私にとってDramaticな本とは何か思い出がある本だという漠然とした考えしかなかったが、グループで対話しているうちにDramaticのイメージがだんだんわいてきた。Dramaticは後々振り返ってからでないとわからない、これが私たちのグループの率直な考え。何かに熱中している最中は気づかないけれど、振り返ったときにあの時Dramaticだったなぁと思える、それが大事なのではないか。そして、どういう人生をDramaticだと捉えるかは人それぞれだという考えに至った。成功だけをDramaticだと思う人もいれば、失敗こそがDramaticだと感じる人もいるはず。自分にとってDramaticな人生を送るって難しいね、という話をしたところで時間切れ。
頭で整理がつかないまま終わってしまい、私の頭の中はモヤモヤでいっぱいだった。結局どういうこと?と。
そんな中行われた次のワークが、Dramatic Dramaを作ろうというもの。これは、POFの中で最も大きな部分を占めるワークだった。
全く無関係のキーワードが2つ与えられ、それらを組み合わせていかにDramaticなDramaをつくることができるかというミッションだった。撮影・上映は翌日。限られた時間しかなかった。
私たちのグループに与えられたキーワードは『さんま』と『逃亡者』。難しさ故にいくつもの案が出てきて、なかなか1つにまとまらなかった。それぞれの思いが強く、意見がぶつかり合ってばかり。上手くまとまるのかどうか不安で仕方がないまま次の日を迎えた。
2日目も参加者同士の交流からスタート。午前中は話をきいて考えを深める時間、午後がいよいよDramatic Dramaの時間だった。私たちのグループは最終的に、弱ったさんまとそのさんまを捕まえようとして逮捕されそうになった逃亡者との絆を主なストーリーとしたドラマに仕上がった。
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振り返るとDramatic Dramaの制作中ずっと、自分がワクワクし続けていたことに気づいた。こんなにも時間を忘れて夢中になっていたんだと実感できた瞬間、私の頭の中のモヤモヤが少しずつ晴れてきた。昨日の話だ!これがDramaticだ!と。
また、常にワクワクしながら何かに熱中し、頭をフル回転している状態こそがPlayful Learningだということも感じた。自分はPlayful Learningの状態だったんだ!と。
Playful LearningとDramaticは切っても切れない関係だと思った。それを実体験の中で感じることができたのが何より嬉しかった。
本当に濃い2日間だった。楽しさのある体験型の場面で、これからも色々な考えを深めていけたらいいなと思う。
Dramaticを感じるにはやはり振り返りが不可欠なのではないか。
 

 

 

カテゴリー: 越境レポート

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