MELC(長岡ゼミ)のブログ

地域貢献について考える

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426日有楽町の交通会館で行われたTURNSといろりの合同企画に参加した。企画の概要を説明する前に、まず主催者であるTURNSといろりの簡単な説明をしたい。TURNSとは「Uターン、Iターン、Jターン」、「人生の転機」、「こんどはあなたの番ですよ!」という3つのターンをテーマに日本の地域や、地域への移住の情報を発信している雑誌である。いろりは「田畑と森と海でつながる学生団体いろり」のことだ。「全国の学生とともに日本の第一次産業を盛り上げる」という理念を掲げ、日本全国の学生とともにあり続ける食と農林漁業学生ネットワーク団体である。
今回の企画は、ゲストにボノ株式会社取締役最高執行責任者の谷津孝啓さん、東京農業大学学生団体FaVo元代表の佐藤千春さん、TURNSプロデューサーの堀口正裕さんのお三方によるトークセッションが前半、後半は3つのテーブルに分かれ、そこにゲストの方を1人ずつ交えてディスカッションを行うという構成だった。

 

前半に行われたトークセッションのなかで、「学生が持つ力、求められる力」というテーマについて話しているときに、「学生が地域に行くだけで地域の雰囲気が変わる」という話がでてきた。これは3人のゲストの方の実体験に基づいた話だそうだ。今まで観光地にしか行ったことのない私には、“行くだけ”で地域の雰囲気が変わるという出来事が衝撃的だった。また、雰囲気の変化だけでなく、学生によって「コミュニティのつながりが生まれる」という話も印象に残っている。地域にコミュニティがあっても、そこだけで完結してしまっていることが多くあるそうだ。しかし、そこに学生が行くことによって今まで意識されてなかったコミュニティ同士の横のつながりが生まれる。そして、それによって地域が活性化していく。大学生が“行くだけ”でこれほどの変化が生まれるということに心を動かされた。

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後半に行われたテーブルディスカッションでのテーマは「地方に行かずに東京からできる地域貢献」だった。私にはこのテーブルディスカッションの中で衝撃的だった話が2つある。
1つ目は、「些細なことでも地域貢献になる」ということだ。地域貢献というと、私がまず思い浮かぶのはふるさと納税だった。しかし、同じテーブルにいた社会人の方の「知るだけでも地域貢献になる」という話に度肝を抜かれた。私の中で地域貢献というものは、相手に見えるかたちで行動しないといけないと勝手に決めつけていたのだと気づかされた。自分が情報を知るだけでも、スーパーで国産の野菜を買うだけでも地域貢献になることを知った。
2つ目は「情報収集と情報発信」だ。これは東京だからこそできることだと言われ気づかされた。日本で一番情報が多いのは東京だということは誰もが知っていることだろう。私も言われるとそうだなと納得したが、言われるまで意識できていなかった。情報があふれている東京だからこそ、地域の情報をいち早く知ることができる。これは先ほどの地域貢献にもつながる。また、情報収集だけでなく、情報発信も重要だという話があった。地域に行って終わりではなく、それを発信していくことも必要なのだと言われはっとさせられた。情報発信も地域貢献なのだ。

 

今回の企画には農学部の学生が多く参加していた。鹿児島や新潟からわざわざこの企画に参加するためだけに東京に来たという人もいた。意識が高い人が多く、話をしてみると、すでに農業や地域に携わっている人がほとんどだった。私は今まで意識して行動できていなかったと思う。些細なことでも地域貢献になるなら、今まで無意識にできていたのかもしれないが、これからは考えて行動しようと思える良いきっかけになった。
私は東京にいるので農業に触れる機会が少ない。だが、だからこそ今回知った「東京からできる地域貢献」を実践したいと思った。まずは、情報収集。情報収集はすぐにできることであり、情報を得ることで、新たに地域貢献としてできることが広がるのではないかと思う。今回の企画に参加して高まった関心をさらに掘り下げていきたい。また、いずれは実際に地域を訪れ、今回話があったような学生だからこその地域貢献をしたいとも思う。当分は些細なことしかできないだろうが、自分ができる範囲で地域貢献を継続していきたい。

カテゴリー: 越境レポート

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