MELC(長岡ゼミ)のブログ

ふたつの家族と過ごして気づいたこと。

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5月23日、よく晴れた暑い日。私はTシャツ・ジーパンに運動靴、リュックを背負って駒澤大学駅の改札で福家さん一家を待っていた。

この日は待ちに待った「家族留学」に参加する日だった。家族留学とは女子学生団体manmaが企画・運営しているプログラムである。自分の家族とは違う他の家族のカタチをみることで、これから親になる私たちが「子育て」についてより身近にイメージし、多様な考え方をできるようにしようというものだ。

駅で、福家泰子さん・たかさん・3歳の叶太(かなた)くん・8か月の嬉夏(きか)ちゃんが、私ともうひとりの参加者である愛生(あい)ちゃんを迎えてくれた。私たちはそのまま駒澤公園へ行った。普段接することのないちいさな子供を前に、なんて話しかけたらいいのか、どう遊んだらいいのか、まったくわからず、最初はお母さんお父さんにばっか話しかけていた。(笑) それでも、叶太くんを追っかけたり、追っかけられたりしているうちに仲良くなってきて、ハイタッチをしてくれるまでになった。手をつないできてくれたときは、本当に嬉しかった。(笑)

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そんなこんなで、公園でたっぷり遊んだあと、福家さん家に行った。すると、近所に住んでいるたかさんの後輩、宮脇たけゆきさんと2歳のたつるくんもやってきた。この日は、宮脇たけゆきさんの奥さん・みささんがお仕事だったので、遊びにきたのだ。よく、ふた家族一緒に遊ぶのだそうだ。

みんなで餃子をつくって餃子パーティーをした。具の中身は、ふつう・ふつうカレー味・ふつうチーズ入り・枝豆入り・カレー枝豆入りなど様々。この日は枝豆入りが当たりだった。ご飯を食べるときは叶太くんが段ボールをかぶってロボット人間になったり、たつるくんがお父さんのスープのんでこぼしたり、凄かった。(笑) 泰子さんもたかさんもたけゆきさんも自分たちの食事をゆっくり食べる暇は全然なかった。こんな光景を見ながら、やはり子育てってとても大変だし体力を使うなと思ったのと同時に、子供の一挙一動は面白くて、一緒に過ごすのはとても楽しいなと思った。

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餃子をつくりながら、たけゆきさんと話したことが印象的だった。「子育てしながら働くことはどんな大変さがあるのか」という質問をしたら、「仕事も子育てもフルパワーで考えて動くので休む時間が少ないことかな。」と話してくれた。たつるくんの保育園を迎えに行くために、仕事を早く終わらせる。そのために、集中して頭を使って仕事をする。家に帰ると、たつるくんにとってはそこからが楽しみな時間だから、思いっきり一緒に遊ぶ。一日ずっとフルパワーの状態でいるのだ。では、たけゆきさんにとってなにが必要なのか。それは「福家さんちの存在」だという話をしてくれた。たかさんとたけゆきさんは大学の先輩後輩。家も近所同士。歩いて5分程で行ける距離だ。お互いに、夫婦両方がフルタイムの仕事をもっていながら幼い子供の子育てをしている。だからこそ、いつでも頼れる。たけゆきさんは「福家さん一家が近くにいることがとても助かる。」と言っていた。

私はこれまで、企業や国の制度が不十分だから、女性が妊娠を機に会社を辞めなければいけなくなったり、育児休暇をとることでキャリアが途切れてしまうのだと思っていた。問題は、制度だと思っていたのだ。でも、今回の家族留学を通して気づいたのは、制度ではなく、「宮脇さんにとっての福家さんち」のような、”近くにいていつでも頼れる存在”が、多くのお母さんお父さんにとって無いことではないかと思った。核家族化が進む中で、血のつながりだけじゃない他の家族と一緒に、助け合ったり頼ったり頼られたりしながら、みんなで子育てをしていくことが大事なのかもしれないと感じた一日だった。

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カテゴリー: ミソラ

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