MELC(長岡ゼミ)のブログ

メロンパンフェスに行ってきた。

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“メロンパンフェスティバル 2014”

1週間ほど前にSNSで目にした、このキャッチ―でポップで、でも初めて聞くイベント名に魅かれ、美味しそうだし楽しそうだなと思い、当日ボランティアスタッフとして参加してきた。(詳細→http://melonpainfestival2014.peatix.com/

ちなみに、地域ニュースなどメディアで取り上げられているのを見て、どんなメジャーな(大規模な)イベントなのだろうと思っていたが、なんとこのイベントは平井萌さん(ひらめちゃん)という大学生が、偶然知ってしまったコンゴ民主共和国の現状を自分の大好きなメロンパンで変えたいと思い立ちクラウドファンディングに応募したことから始まったようだ。(詳細→http://shootingstar.jp/projects/854/detail

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当日は朝から、東京ほか千葉や神奈川などの各店へメロンパンを受け取りに行き会場へ運び、陳列などの場づくりが始まった。会場はコワーキングスペースのco-ba ROYAL ANNEX。いつもは本や雑誌が並んでいる棚が、メロンパンやかわいいポップ、甘い匂いでいっぱいになった。

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オープン予定の12時頃には、2階にあがる階段だけでなく外にまで続く長い列ができていて、夕方まで訪れる人は途絶えることがなかった。さっき詳細を知ったばかりの当日ボランティアのみんなも休みなく動いていて、そこは本当に一日限りのパン屋さんみたいだった。14時には溢れるような人の中で、主催者のひらめちゃんとゲストの上村悠也さんによるトークショーが始まった。トーク中にも触れていたが、メロンパンを買うことを目的に来た多くの人が、聞き慣れない国際協力や遠いアフリカのコンゴの話に耳を傾けていく。この一見不思議な組み合わせを違和感なく、これだけの人が受け入れていく。これってすごいことだなって思った。

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もともと17時まで販売予定だったメロンパンは15時半には完売。その後もコンゴ音楽のミュージシャンによるライブなどで盛り上がり、このフェスは大盛況に終わったのではないかと思う。


大きな組織の中で、或いは誰かすごい人の下で頑張る、同じ大学生を見て純粋にすごいなぁと思う。でも自分の思いだけで、こんな大きなイベントを1人でやっちゃう人には初めて出会った気がする。その姿を見てると、すごいって気持ちだけじゃなくて、何のスキルもない自分でも何かできるかもしれないと思わされる何かがあった。

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楽しそうだなというきっかけから、素敵な人に出会い、素敵な話を聞けた。

やっぱり「直観と好奇心」って大切だ。何かを学びたいからとりあえず行ってみるんじゃなくて、“面白そうだから”と直観と好奇心で行ってみて予期せぬ学びを見つける。越境とは何かを聞かれたら私はそう答えたいなと、ふと考える機会だった。

メロンパンフェス実行委員やボランティアのみなさん、楽しい時間をありがとうございました!
カテゴリー: ゆーな 越境レポート

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