MELC(長岡ゼミ)のブログ

Women's Summit Tokyo 2011

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11月17日、Women's Summit Tokyo 2011 企業で働く女性のための女性によるサミット ~」 が行われました今後の活躍が期待される女性管理職やリーダーの方々が総勢200名程集まり、「ベクトルパワーで違いを活かす 私から始めるイノベーション」というテーマのもと、大規模なシンポジウムが開催されました。

http://www.asahibeer.co.jp/news/2011/1102.html

私達長岡研究室の女子メンバーは、午後の特別講演から参加させていただきました。講演者の近咲子さん(GEヘルスケア・ジャパン)はとてもはつらつとした方で、やはりリーダーとして働いていらっしゃる方は輝き方が違うなと感じました。

引き続き、『ベクトルパワーで違いを活かす 私から始めるイノベーション』をテーマにパネルディスカッションが行われました。モデレータはアキレス美智子さん(資生堂)、パネリストは近咲子さん(GEヘルスケア・ジャパン)、クラッパー眞規子さん(あおぞら銀行)、合田香奈子(日本ヒューレット・パッカード)の3名の女性に加え、唯一の男性パネリストとして参加された、我らが長岡健先生でした。

まず、パネラーの方々が一言ずつ自分のモットーをお話しすることから、パネルディスカッションが始まりました。その中で長岡先生は、いつもゼミでお話されている「脱予定調和の実践」ということを挙げられていました。これは、ゼミのモットーであると同時に、これから始まるパネルディスカッションが「脱・予定調和」的に進んでいくことを予告するようなニュアンスを私は感じました。

その後、リーダーシップについてのディスカッションでは、

・個性を見極め適材適所
・縁の下の力持ちにも光が当たるようにするのがリーダー
・良かれと思って走ってきても後ろに人がいないのは本末転倒
・リーダーベクトルパワーとはリーダーシップを発揮しないこと
・1人1人の個人をリーダーシップを発揮せずにまとめるのが新しいタイプのリーダーシップ

・・・などなど、様々な興味深い意見がパネリストより出されました。その中でも、私が特に興味深く感じたのは、2つの話でした。一つ目は、「果たして良い上司が自分の成長のためになるのか?」という長岡先生の問い掛けです。そして、もう一つは、「私はあなたの駒ではない」と部下に言われたという、近さんのお話(本人曰く「黒こげ経験のお話」)に、とても衝撃を受けました。

また、パネルディスカッションでは、聞いた話を即座に理解し、議論の文脈に即したかたちで、その時その時ふさわしい話を展開していくことが重要だと思いました。そして、4名のパネリストをまとめ上げ、ディスカッションをうまく展開されていた、モデレータのアキレスさんの力はすごいと感じました。

今回のパネルディスカッションは、只今真っ最中の就職活動のヒントとなることがたくさんあり、とても良い経験をさせて頂けたと思います。それと、長岡先生が奥様の話を恥ずかしそうにされていたとき、普段あまり見ることのない先生の姿を覗いてしまったような気がして、ちょっと面白かったです。

私達が参加させて頂いたのはここまでとなりますが、その後、アサヒビールの女性の方とお話させていただき、私達が行っているワークショップにも通じるアドバイスをいただきました。ワークショップやイベントを企画するとき、中心となるテーマを決めてしまえば、その他のことも自ずと決まってくる、だからテーマは本当に大切。このお言葉をいただき私達ははっとさせられるものがありました。前回のワークショップの反省点にも気付かされた気がしました。

当日は、お話を聞くことによって新たな価値観を見出すことが出来だだけでなく、大きなイベントを開催するにあたっての細やかな事前準備の必要性や、スタッフの方の動き等も客観的に見ることが出来ました。机の配置からタイトルロゴ、1つの机の人数(男女比)、撮影機材に、お弁当だけでなく軽食までも準備していたりと、あらゆるところに手が行き届いていて、社会で活躍されているる方々のすごさを、実感しました。今回、聴いて、見て、学んだことは、是非今後の活動の中でしっかりと実践していきたいと考えています。

今回お招きいただいたこと、またお話させて頂いたアキレスさんや、ウーマンズサミット主催者の皆様には本当に感謝しております。どうもありがとうございました。数年後、ウーマンズサミットの参加者となっている自分自身をイメージしつつ、今回学んだことを心に留め、今後も頑張っていきたいと思います。

カテゴリー: もってぃー 越境レポート

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