MELC(長岡ゼミ)のブログ

IPBA学生役レポート

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12月10日土曜日

長岡先生の紹介でIPBA知財ビジネスアカデミーの学生役をさせてもらいました。私が参加したのは「知財マネジメント研修と大学授業を担う講師育成講座(基礎)【ワークショップ】」という講座で、受講生(知的財産について今後教える立場になる方)が経営学部3、4年生(知財については初学者)を対象に実際に授業をし、学生役や講師の方からフィードバック(以下FB)をもらうというスタイルでした。

「IPBA知財ビジネスアカデミー」https://www.ipba-jpaa.jp/

「知財マネジメント研修と大学授業を担う講師育成講座(基礎)【ワークショップ】https://www.ipba-jpaa.jp/courses/detail/93

 

今回は初回の授業という設定でオリエンテーションが主な内容でした。受講生が予めシラバスを用意しており、それを見ながらが学生役は講義内容を聞きます。プレゼンの仕方は多種多様で、pptを使う人もいれば、ホワイトボードだけの人、模造紙に絵を描いている人もいました。10分間の模擬授業が終わると学生役は質問タイムに入ります。私も積極的に質問をしました。その後評価シートに記入し講師の方が評価について質問をし、該当する回答に黄色いカードを上げその場で評価がカウントされます。受講生は評価をそのまま受けるので、最初私はなんだかその空気に居心地の悪さを感じました。自分がその場で評価されることに抵抗があるからだと思います。その後、回答について学生役が意見をし、講師の方がコメントをするというものでした。最初は上手く発言しなきゃとか、受講生に遠慮してしまって質問内容を控えたりしていましたが、それはなにより受講生の方に失礼だと思い、自分に正直に発言するよう心がけました。

講師の方からのFBの際、学生役の私も多くのことを学ぶことができました。規模や環境は違いますが私も人前でプレゼンをする機会があります。私のweak pointでもあるのですが、話しているうちに焦ってしまい本当に言いたいことを伝えられなくなってしまうことが多々あります。それを打破できるポイントをたくさん知り得られたと思います。

pptのテクニカルな所から人に伝えるときの方法まで。は〜なるほど、と思ったのが、人に興味を持たせられようなアプローチの仕方です。難しいことをそのままいっても初学者には通じません。受講生は学生にその授業を履修したいといかに思わせられるかがポイントなのです。いきなり知財=◯◯と言われてもふ〜んで終わってしまうかもしれません。そうではなく、興味を持たせるために、身近になモノを取り上げて学生に問いかける。「◯◯知ってる?」とか。そうすることによって大学特有の一方向的な授業スタイルではなく双方向になり得ます。ちょっとした工夫で授業が楽しいものとつまらないものにカテゴライズされてしまうんだな、と感じました。

知財についての知識があまりなかったため役に立つか不安でいっぱいでしたが、自分にとってとてもいい機会となりました。ただの大学生がこんなこと言うことは失礼に値すると思いますが、教える立場の苦労を初めて目の当たりにしました。みなさん評価を厳しく受け止めていて真剣な顔をされていて、その姿を見てもっと頑張らなきゃ、と思いました。今週の授業にも出られたら参加したかったのですが、セミナーがあり行けません。なので、来年またゼミの後輩と参加できたらしたいと思っています。その前に入ゼミをしっかりしなきゃいけないですね!!

妹尾先生を初めとする講師の皆さん、受講生の皆さん貴重な機会をありがとうございました。

カテゴリー: ゆき 越境レポート

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