MELC(長岡ゼミ)のブログ

実験の時間「アトリエタイム」

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12_1.JPG11月のテーマ「越境」→12月のテーマ「情報発信」ということで、早速12月第1回目のゼミが始まりました。

本日のテーマはこちらです。

 実験の時間 「アトリエタイム」

長岡研究室のウェブサイトに関する企画・運営について、それぞれのメンバーがそれぞれ勝手に制作作業や企画の話し合いを進めます。「他者の存在を意識しながらも、自分の活動をそれぞれ進めていく」というアトリエ的な空間を実験的に出現させ、その意味を探ります。 

 

『「未来の学び」をデザインする―空間・活動・共同体』(著者: 美馬 のゆり  山内 祐平 東京大学出版会)http://booklog.jp/users/tnlab/archives/413053078Xにも書いてあるように、アトリエ的空間とは作品を制作する学習空間のことです。つまりアトリエ的空間とは、自分のキャンバスで自分の好きなものを創り出し、時に他の人の企画を覗いたり意見をもらうことによって、講義的な授業では得ることが出来ない学びを得られる空間のことを指します。

誰にも指示されてないことをいかにやるか?これも私達の課題の一つでした。

ということで、1時間半の実験的アトリエ的な空間の創出が始まりました。

各々が好き好きにいろいろな人と話し、一見ここはどこなのだろう?研究室みたいだなといった印象を受けました。

 

またアトリエ的空間の中で出た面白い話をひとつ紹介します。

あなたは2007年に一番ヒットした商品がわかりますか?

そう聞かれたらあなたは答えられますか?これがなかなか当たりません。答えはハイブリッドカーです。私もそうでしたが、きっと自分の中で流行っていたことを答えたことでしょう。これも、以前十人十色ゲームで学んだ他人の視座視点で考えなければならない、という話でした。

 

あっという間に1時間半が終了し、各担当ごとに発表、また振り返りの時間となりました。

Youstreamでは、ソーシャルストリームの設定、twitter、facebookとの連携させ、またブログのカテゴリ分けについても話し合いました。ブログもこれから更に中身を充実させる予定ですので、私達の活動を引き続き見ていただけたら幸いです。http://www.ustream.tv/channel/melc

ゼミ生からの振り返りとしては、作業効率が上がった、人と話すことによって色々なアイディアが出てきた、ぼーっとしてしまう時間があった、何をすれば良いのかわからなくなってしまった等の意見がありました。

結論としては、本来アトリエ的空間というのはゼミの時間以外にやることである、研究室がそういう場であれば、もっと非日常的なワークショップを日常にもっとうまく反映出来るのではないか?ということで、それぞれ次の課題が見つかり、今日のワークショップは終わりました。

来週はアーティストの宇治野宗輝氏とのカフェトーク的対話セッションです。私個人としては2回目の対面(私からの一方向のコミュニケーションですが...)、今からとっても楽しみです。

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