ブログ Written by Takeru NAGAOKA

ギャラリーMALL:〈対話型鑑賞〉を人材育成に活かす

MALL | | コメント()

ギャラリーMALLは 経営学習研究所(通称 MALL)が主催する新しいタイプのラーニングイベントです。

ギャラリー(gallery;画廊)というメタファーから展開していくこのイベントは、「学びに関する“作品”(場;コンセプト;ツール)を限られた人数で深く味わう」ことをねらいとしています。凝った「仕掛け」や 過剰な「非日常性」を追求せず、落ち着いた空間(過剰に演出されていない空間)で、学びに関する“作品”をナビゲーターや作者とともに、ゆっくり鑑賞していく、「ギャラリー・トーク」のような場をつくりたいと思います。

アートギャラリー鑑賞には、ワークショプでのコラボレーションとは違う魅力があります。 自分のペースで自由な探索ができるギャラリー型イベントを加えることで、多様な学びのレパートリーに相応しい「学びの場」が広がっていきます。「躊躇っていた人」や「機会に巡り会えなかった人」も気楽に参加でき、新たな学びに踏みだしていくきっかけとなる場づくりを目指します。 

 2013年1月11日(金)@ SHIBAURA HOUSE でのギャラリーMALLは、「〈対話型鑑賞〉を人材育成に活かす」というテーマで開催します。キュレーター(企画)は平野智紀・経営学習研究所理事です。


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ギャラリーMALL:対話の場づくり入門

〈対話型鑑賞〉を人材育成に活かす

2013年1月11日 SHIBAURA HOUSE

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   「チームメンバー同士の相互理解が今ひとつすすまない・・・」

   「プロジェクトにかかわる人たちのお互いの理解を進めたい」

   「うちの職場メンバーは、すぐに正解を求めてしまう・・・」


このような問題を抱えていらっしゃる方は、経営学習研究所(Management Learning Laboratory : MALL)のラーニングイベント、年明け第一弾「対話型鑑賞×人材育成」がおすすめかもしれません。

ニューヨーク近代美術館で学んだ対話型鑑賞の第一人者である福のり子先生と、阪急阪神ホールディングスグループの人材採用・育成担当である岡崎大輔さんとともに、近年、とみに注目されている対話型鑑賞の手法を活かした人材育成の可能性を考えてみたいと思います。



対話型鑑賞とは、ひと言でいえば「アート作品を前に、皆で対話を行いながら鑑賞すること」です。こう表現してしまえば、非常にシンプルな鑑賞法ですが、実は、ここには様々な相互理解、チームビルディングの可能性がひらけています。

いうまでもなく、アート作品には正解・不正解はありません。作品をみたときに感じる印象が隣の人と違うのもアタリマエです。それを用いて行われるコミュニケーションは、いわんや、多種多様になります。よって、アート作品は、人が多様な意見をぶつけ合うためのベースになります。この多様な意見をぶつけ合う場がつくられることで、アート作品の対話型鑑賞の場は相互理解やチームビルディングへと向かっていくことになります。

    「うちの上司、これまで気難しい人だと思っていたけど、
       意外とロマンチックなところもあるんだな」

    「同じ職場のあの人、全然話したことがなかったけど、
       実は感覚が近いかも?」

    「はじめは納得できなかったけど、
       確かにあの人の言うことも一理あるな」

のようなことが起こる可能性もあります。


  ・人材育成に関わっている人

  ・アートは知識がないのでわからないと思っている人

  ・同僚や仕事仲間のことをもっと理解したいと思っている人

  ・職場のチームづくりに悩んでいる人

  ・対話の場づくりをしてみたいが、やり方に困っている人


ぜひご参加ください!

 


 


企画:平野智紀(経営学習研究所理事)


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□ 講師

福のり子(ふくのりこ)

コロンビア大学大学院で美術教育学を学んだあと、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にて研修。90年代はじめより、アメリカで唯一の日本人インディペンデント・キュレイターとして活躍。主に現代写真の展覧会を、日米およびヨーロッパにて多数企画。日本の美術関係者を対象に、鑑賞教育の必要性とその基礎を説く講座をMoMAと共同で開催するなど、作品と鑑賞者のコミュニケーションの重要性を唱えてきた。2004年度より京都造形芸術大学教授。


岡崎大輔(おかざきだいすけ)

(株)阪急阪神ビジネスアソシエイトにて阪急阪神ホールディングスグループの人材採用・育成担当として勤務するかたわら、ワークショップデザイナー育成プログラム大阪大学3期講座、京都造形芸術大学ヴィジュアル・シンキング・ストラテジー(VTS)セミナーStep1〜3を修了し、ワークショップやアート作品の対話型鑑賞を用いた人材育成の可能性を模索している。


□ 主催

一般社団法人経営学習研究所


□ 共催

京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センター


□ 会場

SHIBAURA HOUSE

JR田町駅・芝浦口より徒歩7分

http://www.shibaurahouse.jp/about/info/


□ 日時

2013年1月11日(金) 18:30-21:00(開場は18:00から)


□ 参加費・募集人数

おひとりさま4000円を申し受けます。定員50名


□ 内容(変更の可能性あり)

18:00             開場

18:00-18:30   ウェルカムドリンク「ギャラリーMALLへようこそ」by 平野

18:30-18:55  〈対話型鑑賞〉を体験する(1)by 福

18:55-19:25   食事

19:25-19:55  〈対話型鑑賞〉を体験する(2)by 福・岡崎

19:55-20:00   休憩

20:00-20:10  〈対話型鑑賞〉とは by 福

20:10-20:40   ダイアローグ〈対話型鑑賞〉を吟味する

20:40-20:50   ラップアップ「対話の場づくりのヒント」by 中原

21:00             クローズ


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□ 参加いただく条件

1. 本イベントの様子は、予告・許諾なく、写真・ビデオ撮影・ストリーミング配信する可能性があります。写真・動画は、経営学習研究所ないしは、経営学習研究所の企画担当理事が関与するWebサイト等の広報手段、講演資料、書籍等に許諾なく用いられる場合があります。マスメディアによる取材に対しても、許諾なく提供することがあります。参加に際しては、上記をご了承いただける方に限ります。


2.欠席の際には、お手数でもその旨、事務局(小池)までご連絡下さい。人数多数の場合には、繰り上げで他の方に席をお譲りいたします。  admin@mallweb.jp


3.人数多数の場合は、抽選とさせていただきます。12/21(金)までにお申し込みをいただき、12/24(月)には抽選結果を送信させていただきますので、あしからずご了承下さい。


以上、すべての項目にご了承いただいた方は、下記のフォームよりお申し込みください。

https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dHh6SV9KS2Jxak9LYjJtVDJpWjdsNlE6MQ#gid=0



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