ブログ Written by Takeru NAGAOKA

法政ビジネススクール『ワークショップ(人材組織)』シラバス(2019年度)

大学院(HBS) | | コメント()


* 本学学生以外の方も「科目等履修生」として受講できます。
    詳細は以下を参照ください。 

 法政大学大学院  科目等履修生  募集概要

 科目等履修生について

 法政ビジネススクールWEBサイト


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【日 程】
2019年4月20日(土)〜 7月27日(土)
土曜日 1限〜2限(8:50 ~ 12:20)
授業回数 14回

【場 所】
法政大学 市ヶ谷キャンパス
大学院棟 201教室


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【授業の到達目標及びテーマ】

人材と組織のマネジメントにおいて、「変化」は避けることのできない現象である。ビジネス環境の変化、戦略の転換、組織内に発生する硬直化などに伴い、大小さまざまな規模で、「変化への対応」が絶えず要求されている。

この授業では、実務家や研究者をゲスト講師として招き、様々なビジネス分野における事例や、実践的研究について紹介してもらう。そして、「ビジネス環境の変化にいかに対応するか」という問題意識を起点として、これらの事例/実戦的研究に対する検討を進める。

今年度は「組織変革の戦略と方法」「ダイバーシティ推進の現状と展望」「人材・組織マネジメントの新潮流を探る」という3つの視点から。今日の人材・組織マネジメントが直面する諸問題に対する洞察力を磨いていくことをめざす。


【授業計画】

第1回(4月13日):休講
・修論研究計画発表会のため休講。
・人材組織マネジメントコース学生は研究計画発表会に参加

第2回(4月20日):オリエンテーション
・授業ガイダンス
・経営学的分析の視座に関する講義&グループ討議

第3回(4月27日):組織変革の戦略と方法(1)
・ゲスト: 板谷和代氏(株式会社タンタビーバ
・テーマ:「(仮)社員の意識変革を通じた企業再生」

第4回(5月11日):組織変革の戦略と方法(2)
・ゲスト:神谷俊氏(株式会社エスノグラファー/面白法人カヤック社外人事)
・テーマ:「(仮)面白法人の組織開発」

第5回(5月18日):ダイバーシティ推進の現状と展望(1)
・ゲスト:田中潤氏(株式会社ぐるなび)
・テーマ:「(仮)障がい者雇用の現状と展望」

第6回(5月25日):ダイバーシティ推進の現状と展望(2)
・ゲスト:島田徳子氏(武蔵野大学 グローバル学部)
・テーマ:「(仮)外国人雇用の現状と展望

第7回(6月1日):中間報告会(1)
・ゲスト講義(第1回〜第4回)に関するグループ発表
・担当教員によるまとめ講義

第8回(6月8日):組織変革の戦略と方法(3)
・ゲスト:倉貫義人氏(株式会社ソニックガーデン)
・テーマ:「(仮)”管理しない”組織マネジメント」

第9回(6月15日):組織変革の戦略と方法(4)
・ゲスト:タキザワケイタ氏(ワークショップ・デザイナー)
・テーマ:「(仮)オープンコラボレーションの進め方」

第10回(6月22日):ダイバーシティ推進の現状と展望(3)
・ゲスト:田中聡氏(立教大学 経営学部)
・テーマ:「(仮)ミドルシニア人材活用の現状と展望

第11回(6月29日):ダイバーシティ推進の現状と展望(4)
・ゲスト:石塚由紀夫氏(日本経済新聞)
・テーマ:「(仮)女性活躍推進の現状と展望」

第12回(7月6日):中間報告会(2)
・ゲスト講義(第5回〜第8回)に関するグループ発表
・担当教員によるまとめ講義

第13回(7月13日):人材組織マネジメントの新潮流を探る(1)
・ゲスト:横石崇氏(Tokyo Work Design Week オーガナイザー)
・テーマ:「(仮)“次世代”のワークスタイルを考える」

第14回(7月20日):人材組織マネジメントの新潮流を探る(2)
・ゲスト:梅本龍夫氏(立教大学 21世紀社会デザイン研究科)
・テーマ:「(仮)フォロワーシップという視点」

補講(7月27日):まとめ
・組織研究におけるフィールド調査の方法論
・授業の総括


【到達目標】

1)授業で取り上げた「組織変革戦略/方法」の事例を分析し、その組織マネジメント上の可能性と課題を理解する。
2)授業で取り上げた「ダイバーシティ推進」の事例を分析し、その人材マネジメント上の可能性と課題を理解する.
3)授業で取り上げた事例の分析/検討を通じて、人材/組織マネジメントの今日的課題の所在を知ると共に、その背後にある社会環境の変化について理解する。


【授業の進め方】

1)ゲスト講義(事例の紹介)                    : 100 分
2)検討課題についてのグループ討議        : 40 分
3)グループ討議の結果報告&全体討議      : 40 分
4)教員による総括(まとめ講義)              : 20 分

なお、グループ発表では、少人数のグループで「ゲスト講義の要約」「興味深かった点」「疑問点・問題点」を検討し、20分程度の発表を行う。加えて、クラス全体でのディスカッション、及び、担当教員による関連する理論の解説を通じて、考察を深める。

【テキスト・参考文献】

テキストは特に指定しない。適宜、参考文献を紹介する。


【授業外に行うべき学習活動】

1)授業内での検討をもとに,ゲスト講義に関する気づきをまとめ、「リフレクションシート」を個人で作成する。
2)ゲスト講義について、授業時間外にグループで議論を行い、「中間報告会」において、グループ発表を行う。
3)全授業終了後、授業全体を振り返った上で、気づきをまとめ、「最終レポート」を個人で作成する。


【成績評価基準】

1)授業への参画度(14回):30%
2)リフレクションシート(10回):40%
3)中間報告会(2回):10%
4)最終レポート(1回):20%


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