古い価値観や慣習に囚われず、自由闊達に個性を発揮しながら、 一人ひとりの多様性を受け入れる、明るい未来を先取りした 創造的な暮らし方、学び方、働き方 ・・・の姿を探り、描き、つくる、 "未来志向" の実践活動 に取り組んでいます。
・・・・・・ などの実践活動に取り組みます
大学や組織の枠を超えた多様な参加者を迎えて、ゼミを運営しています。
学年や年齢を気にせず、自由な雰囲気でのコミュニケーションを実現するために、学生間での「敬語禁止」をゼミのルールとしています。
また、ゼミ時間中には、様々なスタイルの「対話」を体験する機会が多く設けられています。
これらの機会を通じて、深く傾聴し、多様な視点から理解することや、自分の意見を表現していくことなど、コミュニケーションを実践的に学んでいきます。
長岡ゼミでは、個人の活動成果を発信するためのメディアとして、半期ごとにフリーペーパー『Footwork & Network』を発行しています。
ゼミ生は、フリーペーパーの制作を通じて、取材、執筆、レイアウトデザイン、編集など、情報発信に必要なスキルを学びます。
同時に、ブログやSNSを通じて、積極的な情報発信を行い、メディア・コミュニケーションについても学んでいきます。
ワークショップとは「参加者が主体的に議論に参加したり、言葉だけでなく体や心を使って体験したり、相互に刺激しあい学びあう、グループによる創造と学びの方法」です。
長岡ゼミでは「5つのポイント」を意識して、ワークショップに取り組みます。
ゼミ生は、フリーペーパーの制作を通じて、取材、執筆、レイアウトデザイン、編集など、情報発信に必要なスキルを学びます。
2015年から始まった合同ゼミ「ゼミレンジャー」は、慶應義塾・実践女子・東京都市大・同志社女子・立教・法政の6大学合同で行なっています。
各大学のゼミが、それぞれ独自のワークショプを企画し、全参加者(約80名)で体験します。
普段出会うことのない、大学も学部も異なる学生と出会い、価値観や考え方の違いに触れることは、大きな刺激となると同時に、自分たちを見つめ直すきっかけにもなります。
グラフィックレコーディング(通称「グラレコ」)とは、文字通り、絵を用いて会議やイベントを記録していく注目の方法です。
グラフィックレコーディング・ワークショップでは、ペンの使い方から線の引き方、◯△⬜︎など簡単な形で絵を描く方法を学びます。
通常の議事録とは違って、その場の空気感や臨場感など、記録者が感じた主観を積極的に描いていくのが、グラフィックレコーディングの特徴です。
長岡ゼミでは、ゲーム形式の対話型(コミュニケーション)ワークショップを通じて、「対話する力」を身につけていきます。
『スリーテン』は、仮想の世界を舞台にした対話型ワークショップです。参加者は、様々な視点・視野・視座から考察をすすめると同時に、異なる意見をもつ他者との「対話」を行います。
そして、お互いの立場に対する理解を深めていきながら、グループで合意形成していくプロセスを学びます。
長岡ゼミは街を歩きます。本郷、早稲田、銀座、日本橋、大阪梅田、名古屋栄など。フィールドワークを行い、街の中で「新しい何か」を探します。
ただし、「新しい何か」が特別珍しいモノや有名なモノである必要はありません。普段見慣れているモノを、別の視点から「観る」ことで、今まで気づかなった点が見えてきます。
フィールドワークを通じて学んでいくのは、「発見型のモノの見方」です。それが創造力を高める基礎となります。
フィールドワークで発見したことは、メディアで発信・共有します。歩きながら見つけた、面白いものを写真に収め、感じたことはツイッターで投稿します。
例えば、東大へ足を運んだときは、その場にいない人にも「法政との違い」が鮮明に伝わるように、メディアを効果的に使うことを心掛けます。
そして、一番大切なのは、フィールドワークを楽しむことです。自分が楽しまないと、「楽しさ」を人に伝えることはできません。
私たちの世代にとって、デパートは思い入れのある場所ではありません。でも、昭和世代の人々にとって、デパートに行くことは大きな楽しみだったそうです。
さて、昭和世代にとって、デパートの何が楽しいのでしょうか? デパートのフィールドワークを行い、「昭和」を感じてみることにしました。
豪華な装飾品や、美術館のような展示を味わっているうちに、「贅沢な気分になる」気持ちよさが、少し分かったように感じました。(2016年8月実施)
2018年の夏合宿では名古屋の街でフィールドワークを行ないました。
栄地区と大須地区をグループごとに歩き、「栄はどんな街か」「大須はどんな街か」を楽しみながら、考えました。
フィールドワークで大切なのは「感じる力」です。見知らぬ場所を訪れ、先入観を持たず、自分の五感をフルに使って感じ取ることを何度も経験しながら、私たちは「感性」を鍛えていきます。
ただし、楽しむことは忘れすに!
NPO法人 WELgeeは、難民支援に取り組んでいる団体です。日本に来た難民が、人生に希望を抱ける日本社会になることを目指して活動しています。
「WELgeeサロン」では、毎月、少人数での「知る・考える会」を行っています。そこではWELgeeのメンバーだけでなく、日本に来た難民の人も参加しています。
「日本に難民なんているの?」と思った人はぜひ参加してみてください。
この映画祭では、セクシャルマイノリティをテーマとした映画を上映します。
「セクシャルマイノリティ」という言葉がピンとこない人も少なくないでしょう。でも、ボランティアとして参加すると、実際に多くの人が自分の立場に悩み、社会の理解が得られない現状を変えたいという思いを抱えていることに気づきます。
長岡ゼミのメンバーの多くがこのイベントに参加し、セクシャルマイノリティ、ダイバーシティに関心を抱くきっかけになりました。
港区芝三丁目の街中にある、港区と慶應義塾大学共同運営の地域コミュニティが「芝の家」です。
古民家風でパッと目につく縁側に引き寄せられた人々が集まり、赤ちゃんから、おじいちゃんおばあちゃんまで、一人ひとりが自由に過ごしています。
決まった企画はなく、「面白そうだからやってみよう!」の一声でイベントが作られる自由さ、人の温かさを感じることのできる魅力的なコミュニティです。
公園が地域をつなげる「居心地のいい場所」になると、「もっとフレンドリーな都市」になっていくだろう。
そんな思いを持つ人々が運営しているのが南池袋公園です。そして、毎月第3土曜日に南池袋公園で開催されているのが「nest marche」です。
ボランティアとして参加してみると、公園で寝転んでいる人や、ハンモックを広げて休んでいる人がいて、街が「リビング・ルーム」のように、心安らげる空間になりつつあることを感じます。 公園が地域をつなげる「居心地のいい場所」になると、「もっとフレンドリーな都市」になっていくだろう。
そんな思いを持つ人々が運営しているのが南池袋公園です。そして、毎月第3土曜日に南池袋公園で開催されているのが「nest marche」です。
ボランティアとして参加してみると、公園で寝転んでいる人や、ハンモックを広げて休んでいる人がいて、街が「リビング・ルーム」のように、心安らげる空間になりつつあることを感じます。
カレーキャラバンは、慶應SFCの加藤文俊先生たちが始めた、「コミュニケーションを〈味わう〉場所を作る」プロジェクトです。
全国各地へ出かけ、その場所で調達した食材と、その場所に居合わせた人々の知恵を混ぜ合わせ、その場かぎりのカレーを作り、みんなで食べます。
プロジェクトを通じて、人とのつながり方や関わり方を感じながら、これからの私たちの暮らし方、生き方を考えていきます。
5月5日に行われている「メロンパンフェス」は全国から集めた様々な種類のメロンパンを売り、その利益をアフリカのコンゴに寄付しています。
人気のあるパン屋さんのメロンパンを集め、販売することで多くの人に集まってもらいます。そして、さりげないやり方で、「コンゴの紛争」に関心を持つきっかけを提供しようとしています。
「自分のため」が「誰かのため」になる、無理のない新しい支援のかたちを探っています。
「タマトーーク」は、何か困った時に「あ、あの人に相談しよう!」と思える関係性を作ること、そして、誰もがそうやって思い出される人になることを目的とした対話の場です。
毎月、多摩センターの「キャリア・マム」というカフェで行われています。リラックスした雰囲気の中で、毎回異なるテーマに沿って対話を行います。
これまで、学び、オリンピック・パラリンピック、私のモヤモヤ、などのテーマで対話を行いました。
大学生向けのワークショップデザインの勉強会が「FLEDGE」です。
様々な大学から集まった学生が、東京大学の先生の指導を受けながら、ワークショップを企画・運営するプロジェクト型の学習に取り組んでいきます。
大学の枠にとらわれることなく多様な学生との共同作業を経験したり、デザインの専門家として活躍する社会人と交流できることが「FLEDGE」の魅力です。
また、ここで築いたネットワークが更なる越境活動のきっかけになります。
経済的な事情によって、学習を続けることが困難な子どもたちがいます。キッズドアは、そのような子どもたちに、様々なかたちで学習支援を行なってます。
長岡ゼミでは、キッズドアとの交流を通して、子どもたちの未来のために、私たち一人ひとりができることを考えます。
「貧困支援」は難しいテーマだと感じるかもしれません。しかし、ボランティアとして支援活動に関わってみると、「まず行動してみること」の大切さに気づきます。
障害を持つ人、高齢者、子供、外国人など、多様な人々が共存していくこと、つまり「ダイバーシティ」の重要性が社会に浸透しつつあります。
Collableは、障害のある人と障害ない人が共にイキイキと暮らしていけるようにとの思いを抱いて活動しているNPO法人です。
長岡ゼミでは、Collableとの様々なかたちで交流しながら、豊かな「多様性」を社会に浸透させていくために、私たちに何ができるかを考えています。
manmaはソーシャルビジネスに携わるベンチャー企業で、 「家族留学」 という活動を通じて、「プレママ・パパ世代」のキャリア支援を行なっています。
「家族留学」は、先輩ママ・パパの家庭を訪問し、育児を見学したり、仕事と子育てを両立している先輩の意見を聞く機会を提供する活動です。
長岡ゼミの学生は「家族留学」に参加したり、manmaメンバーと交流しながら、「仕事と家庭の新たな関係」について考えていきます。
カタリバは、「生き抜く力を、子ども・若者へ」を理念に活動している教育系NPOで、この分野をリードする存在です。
その特徴は、高校生にとって「ちょっと先輩」の大学生が主体となり、「学校外の居場所」づくりや、「授業・部活以外」の高校生の活動を支援していることに見出せます。
長岡ゼミの学生は、ボランティアやインターンとして、カタリバの活動に積極的に関っています。また、カタリバの方を招いてのオープンゼミも開催しています。